「美兎!!!」 俺は慌てて美兎に駆け寄る。 まだ、息はしていた。 が、 今にも消えてしまいそうだった。 俺は岩龍を睨みつけた。 岩龍は平然とした顔で言った。 「こいつを助けたいか?」と。 俺は即答した。 当たり前だ。と。