俺は、女の子を助けるように 兄貴に声をかけた。 兄貴は静かにこっちを向いた。 そして、 俺の名前を呼んだと同時に、 逃げていった。 やっと来たんだ。 沢山の応援が。 兄貴はそれに気づいて逃げていったんだろう。 でも俺は、少し後悔した。 この子の母親も助けてあげられたらって。 だから俺は言ったんだ、 誰も悪くないと。 自分に言い聞かせるように…