「注文って・・・、なんて言えば良いわけ?!」 理沙は焦ったように、早口でまくし立てる。 珍しいこともありますね。 理沙はよほどのことでない限り、驚いたりしないのに。 それだけ、緊張してるみたいね。 「それは、大丈夫ですわ。注文は何になさいますか?ご主人様って言えば」 あたしは、さらっと告げておく。 ふたりは、さらに顔を赤くした。可愛いわ・・・。