「このまま、抱いてもいいか?」 「ん……でも、ご飯は…」 「後でいい。先にお前が欲しい」 優しく抱き上げられて、寝室に運ばれる。 寝室……。 あ!そういえば…… 寝室と言えば、あれが……。 「し、慎也っ…」 「話はあとでな」 ベッドに押し倒されて、熱く唇を塞がれる。 もう、彼のことしか……考えられない。