「ど、どうしよう……」




慎也と同棲しているマンションの部屋。




あたしはある袋を胸に抱き締め、青ざめていた。




あたしは恐る恐る袋の中身をもう一度見る。




「………」




どうしよう。
こんなの慎也に見られたら……




あたし、絶対に変態扱いされちゃう……!




「ただいまー」




嘘!
慎也、帰ってきちゃった……。




あたしは慌てて例の袋を寝室のクローゼットに隠し、玄関に向かった。