「拓海、俺抜けるわ」

「は?その格好で?」



執事服のままの侑聖。

似合ってる。


「どこに行く?」

何気に手まで繋いでいてくれる。



私が隣にいておかしくないかな。

「侑聖は?」


お化け屋敷やたこ焼きや焼きそばやカフェがある


「昼飯食べた?」

私は首を横に振る。


「焼きそば買って屋上行くか」



「うん!」