君に夢中



リビングに入ると、うちの親に侑聖は軽く頭を下げる。

「すわってちょうだい」



お母さんの言い方だと、叱られる気分になる。


「私ね、侑聖と付き合ってるの」



テーブルの前に座ってお父さんたちに言った。


「初めまして、矢神 侑聖です。」




「矢神くんは、高校生?」


何も喋らないお父さんに代わり、お母さんが侑聖に質問をする。