君に夢中



リビングにいるんだろうな、と思ってリビングに入ると、予想どうりいた。


「…ただいま。」




私は、両親があまり好きじゃない。


世間体しか気にしないから。



2人とも、私をチラ見するとすぐにテレビに目を戻した。


「里桜、この前倒れたらしいわね」

「……うん」

「気をつけなさい」



心配してないくせに、気をつけろなんて言わないで。

リビングにいたくなくて出ると、再び靴を履いて外に出た。