「ねぇ、」 「あ?」 「なんでいるの…?」 「んー、暇だから?」 暇だからってあたしの部屋来ないでよ。 今あたしの部屋にいるのは祐介。 それでちょっと緊張しちゃってるし。 「別にいいじゃん」 「勝手に入ってくるのはダメ」 「俺はいいの」 「なにそれ」 「……」 何か会話が続かない…。 気まずい空気だけは嫌だよあたし。 「なぁ」 「何っ…?」