「えぇ?そんなのあり得ないし。無理だよ」
「もう隠すなって。ばれてるんだよ。それにさ、カラオケの時だって…」
「その事はいいの!」


あのカラオケであったことは、裕にはなした。
もうその時点であたしが祐介の事が好きだって完全にばれた訳なんだけど…、

今さら好きだからどうのこうのしたくないし。
あり得ないんだし。

だからいつも通りの幼なじみでいればいいんだよ。
嫌われてはないみたいだし。
そのくらいはいいよね。