「おいっ、お前よかったじゃねーかよっ!」
「祐介だけリア充かよっー!俺も彼女ほしーぜ!」
「おいおい、お前らうるさいぞっ。でかい声でそんなこと……」


みたいな感じ。

声がでかいから、こっちまで会話が聞こえてくる。
聞いてるこっちも恥ずかしいんだよね。


あたしの前で、目をキラキラして話している友達。


疲れてお茶を飲もうとしたところで、


「そういえば、祐介くん下着の色知ってたよね!」
「ブブーーッー!」
「ちょっ、汚い!椿っ!」


い、いつか突っ込まれると思ってたけど!

もう最悪だ。


「あ、それ俺も気になってた!祐介のやろう!」
「………っち、ちがうっつの!たまたま当たったって言うか……」

そうだよっ!
あたしの祐介に見せたことないもん!


「そんな見栄すいた嘘やめろって!ってことはお前らしたことあるんだ!?」
「うわぁぉぁ!」


「………ッな!」

げ、下品ッ!