「それ聞くの?」


答えにくそう……。


本当に、もしかしたら裕の言ってた通りだったらどうしよう?

『まるで好きな子をいじめる小学生みたいだったね』

それが本当だったらあたし………。

「………そんなの、お前をからかうのが面白いからに決まってる」


………っ期待してそんしたぁー!!

何なのほんと!
むかつく事ばかり……。

あたし、カレカノみたいなことしたかったのに……。
これじゃあいつもと変わんないじゃんっ!

「あっそ!!期待して損したっ」

あたしは嘘つかないもん。
もう、変な意地は張らないことに決めた。

その変な意思であたし祐介の事諦めようとしてたし。
先輩のおかげかも。