【完】イケナイ恋~先生と私~





どうやら私が倒れた時、
先生は用事を済ませて学校に帰ってきたところだったらしい。
それで私を保健室に運んでくれたんだとか。

私の体調の事は、詩麻が話したってメールが来た。
今はグラウンドを通って先生の車に向かってる。



「今日やけに陸上部、力入ってませんか?
 まるでどっかからコーチでも来てるみたいです。」


「確かに来てるけど、どうして分かった?」


「部員の練習の取り組み方ですかね。
 普段あんまりやってない子が、今日は一生懸命だし。」


私も中学時代、そんなことをしたことがあるから余計わかるんです。


「今度報告だな。
 そうそう、今年から外部コーチを付けたんだと。」


「誰が来たんです?」


「そこにいるあの人。」


その人は私達の声が聞こえたのか、こちらに振り向いた。