【完】イケナイ恋~先生と私~





「なんて冗談ですよ!
 おかずとおにぎりで良いですか?」


「え!いいの!?
 食べかけで良いからお願いします!」



そんなの渡すわけないじゃないですか。
鞄の中から私が取り出したのは、



「新品お弁当です!ミニサイズですけどね。」



何で私がもう一個お弁当を持っているのかって?
お腹空いたとき用ですが何か?



「おにぎりの具、梅ですけど大丈夫ですか?」


「全然平気!」



今日は別にいらないかもと思ってたから丁度いいや。



「この卵焼き美味い!」


「え、ほんとですか!よかったー。」


「支倉が作ったの?」


「はい。」