「なみ、お前本当にこれを選んでいいんだな?」 「うん。」 「多分お前の実力とG学園に行けば これには合格するだろう。 けど、向こうに行ってからの世界は厳しいと思うぞ。」 「どんな道が来ても、私はやっていくよ。」 家族を自分から捨てた私に どんな罰が来ても私は甘んじて受ける。 「じゃあ、俺が手続きはするよ。 しばらくはなみ、お前の家で梨香子を頼む。」 「わかった。」 「特に俺と詩麻は本堂先生から当たりをつけられてると思うから 心構えして。」 「ん。」