「これ考えてるの。」 そういってケータイ画面を差し出した。 『フェード社新人選手募集・・・??』 「お前、この情報どこから。」 「お兄ちゃん知ってるの?」 「なみ、お前が知らない方が驚きだがな。 まだこの情報は、一部の人間にしか知らされていないから仕方ないか。 アメリカの有名な企業から独立する会社。 それがここ、フェード社なんだよ。」 「はは。 いやね、G学園の桜坂先生知らない? そいつが持ってきた。 『うちにきてこれに挑戦しないかー?』って。」