「そろそろ学校来れるか?」 「瑞季、ううん先生もそう言ってることだし・・・。」 日記を見るまでの私なら、二つ返事だったんだろうけど。 「・・・綺麗事言わないでよ。」 私がそういったものだから、ふたりが驚いている。 「梨香子、先生に向かってなんて」 「先生?冗談じゃないよ!! お母さんも母親づらして何? 私知ってるんだから!!」