昨日は結局小西さんとは会わなかった。
アフターが長引きそうだからとメールを送って寝てしまった。
朝起きると小西さんから“飲み過ぎないようにね”とメールが返ってきていた。
「今日は凄い集中力ね」
「え? そうかな?」
「明日香も見習いなさい」
「えぇ!? 昨日より頑張ってるじゃん!!」
今日も明日香と二人で美香ちゃんに勉強を見てもらっている。
勉強が捗るのは桐生さんのおかげ。
「なぁににやけてるのよ? いい事でもあったの?」
「昨日ね、好きな人に連絡先教えてもらったんだ」
「例のお客さん?」
「うん!!」
仕事が終わって即効電話番号を登録した。
でもせっかく名刺もらったのに、まだ連絡できていない。
なんて送ればいいのか分からない。
「小西さんはどうすんのぉ?」
「小西さんって今付き合ってる人だっけ?」
「うん。 小西さんとは別れる……」
付き合ってると言っても食事をすることが多くて、今までのキャストと客という関係はほぼ変わらない。
違うところといえばキスしたことくらい。
キスどまりでヤってはいない。
今はもうキスすら嫌。
小西さんの事が嫌いとかじゃない。
それ以上に桐生さんの事が好きなだけ。
アフターが長引きそうだからとメールを送って寝てしまった。
朝起きると小西さんから“飲み過ぎないようにね”とメールが返ってきていた。
「今日は凄い集中力ね」
「え? そうかな?」
「明日香も見習いなさい」
「えぇ!? 昨日より頑張ってるじゃん!!」
今日も明日香と二人で美香ちゃんに勉強を見てもらっている。
勉強が捗るのは桐生さんのおかげ。
「なぁににやけてるのよ? いい事でもあったの?」
「昨日ね、好きな人に連絡先教えてもらったんだ」
「例のお客さん?」
「うん!!」
仕事が終わって即効電話番号を登録した。
でもせっかく名刺もらったのに、まだ連絡できていない。
なんて送ればいいのか分からない。
「小西さんはどうすんのぉ?」
「小西さんって今付き合ってる人だっけ?」
「うん。 小西さんとは別れる……」
付き合ってると言っても食事をすることが多くて、今までのキャストと客という関係はほぼ変わらない。
違うところといえばキスしたことくらい。
キスどまりでヤってはいない。
今はもうキスすら嫌。
小西さんの事が嫌いとかじゃない。
それ以上に桐生さんの事が好きなだけ。