次の日の朝、美羽は深々と頭を下げて帰っていった。
お父さんとお母さんの待つ家に。
「何か飲む〜?」
「水」
「オッケー」
美羽を玄関まで見送って、二度寝して起きたら昼になっていた。
美香ちゃんはまだ帰ってきていない。
昨日は彼氏の家に泊まるって言ってたし、帰ってくるのは遅そう。
私と明日香は飲み物を飲みながらソファーでゴロゴロしている。
「っにしてもさぁ、美月に妹がいるなんてマジでビックリしたぁ」
「……妹って言っても母親が違うし、そんな話したことない」
昨日の会話時間で最長記録更新って感じ。
今まで素っ気なく接してきたけど、少しくらい優しくしてあげてもいいのかなって思った。
そう思っても、次また実際会ったら本当に優しく出来るかは謎だけどね。
「実は複雑な家庭だったりする?」
「まぁね。 私のお母さんは小さい頃に出ていって、その数年後にお父さんは再婚。 再婚相手はまさかの浮気相手。 その上子供までつくっちゃってて、半分血の繋がった妹がいるとかマジありえないよね」
人には教養だのマナーだのガミガミとうるさいくせに、他所で子供つくるとかなめてるとしか思えない。
本当、汚い。
お父さんとお母さんの待つ家に。
「何か飲む〜?」
「水」
「オッケー」
美羽を玄関まで見送って、二度寝して起きたら昼になっていた。
美香ちゃんはまだ帰ってきていない。
昨日は彼氏の家に泊まるって言ってたし、帰ってくるのは遅そう。
私と明日香は飲み物を飲みながらソファーでゴロゴロしている。
「っにしてもさぁ、美月に妹がいるなんてマジでビックリしたぁ」
「……妹って言っても母親が違うし、そんな話したことない」
昨日の会話時間で最長記録更新って感じ。
今まで素っ気なく接してきたけど、少しくらい優しくしてあげてもいいのかなって思った。
そう思っても、次また実際会ったら本当に優しく出来るかは謎だけどね。
「実は複雑な家庭だったりする?」
「まぁね。 私のお母さんは小さい頃に出ていって、その数年後にお父さんは再婚。 再婚相手はまさかの浮気相手。 その上子供までつくっちゃってて、半分血の繋がった妹がいるとかマジありえないよね」
人には教養だのマナーだのガミガミとうるさいくせに、他所で子供つくるとかなめてるとしか思えない。
本当、汚い。