爽「…まじかよ…」

恵「なにかの罰ゲームなんですかね…」

綺「……私たち、なんかしたっけ?」

『…してない。……多分』

こんなん、ありえねーだろ…普通。

いや、斎さんに普通を求めるだけ無駄か…

綺「とりあえず、

  もがいたって無駄みたいだし…

  パーカー着ていくしかないね」

『だな』

爽「なんで執事服だけじゃなくて

  スーツまで着なきゃいけねーんだよ…」

恵「ほんとうに…」

ぶつぶつと文句たれながら、

俺たちは着替えに行った。