綺「それにね…」

綺羅は、自分の髪をそっと撫でた。

綺「美海は、

  私に助けられたと思っているみたいだけど

  逆なんだよね」

綺羅が美海に助けられたってことか?

綺「私が話す番だね。

  私の過去を」