『…っ!』

あぁ…皆だ…

組相手にも関わらず、ほとんど倒している。

ほんとに僅かになった古田組は

圧倒的に不利だ。

槙田組…と、いうんだっけ。

その人たちだと見られる人たちと

桜狼の人たちが、

私のために動いている。

なんだか、少しだけ嬉しくなった。

祐「…チッ」

古田 祐の小さな舌打ち。

それで、私ははっとした。

祐「…やれ」

近くにいた構成員に命令した。

『何するつもり!?』

祐「クククッさぁな。ただひとつ言えることは…

  お前にとってはよくねぇ…ってことかな」

まさかっ!?