──ガチャ

「若!大変です!」

祐「…なんだ?騒がしい」

あ、起きた。

「そ、それが…!

 槙田組と桜狼の奴らが攻めてきたんです!」

──ドクン

…“桜、狼”…?

槙田組なんて知らないけど、でも…

──爽…!

祐「チッ!…わかった。いく」

『だ、だめ!爽たちに手をださないで!』

慌てる私をあざ笑うかのように

古田 祐はおかしそうに

祐「…お前も来いよ」

と、いってから私の手を引っ張った。