闇龍~最強の女~

びっくりするんだろうな。

あいつ、全然気づいてねぇし。

美「…ぅ……爽?」

『あっ、わりぃ』

美「…変なの。いこっ!」

『あぁ』

さっき言ってた

“来てほしい場所”か…

美海はどんどん、岩場のほうへと進んでいく。

俺たちは黙ってついて行った。



なんだか、分かるんだ。

生半可な気持ちで行っちゃだめだって。

あいつ、笑ってたけど、

目は真剣そのものだったから。