スイーツ×デイズ

黒髪の君だった。


ボクは思わず直立不動になってしまった。


彼女も、ボクらに気づいた。そしてゆっくりと笑顔でこちらに近づいてきた。


「あら、英琉くん、お久しぶり」


「……久しぶり」


彼女の笑顔にはボクにも向けられた。