スイーツ×デイズ

「ボクでも、佐鳴の恋愛観はよく解らない」


「……」


そこで、ボクらの降りる駅に着いた。


ボクらと同じ制服を着たヤツらがドアから溢れ出る。

彼女は、“トイレに寄るから”と言い、ボクたちは別れた。


その途端、ボクの中から何かが溢れた。


うわ、うわっ。


話しちゃったよ。


ヤバイ、スキップしそうなくらい、気分が高揚する。