ボクの好きな彼女も赤いスカーフをしている。 そうだよな。あんなに綺麗なひとだもんな。 恋人のひとりやふたり、いてもおかしくない。 彼女はいつも、つり革につかまって何やら本を読んでいる。 そんな姿を、ボクはいつも傍目で見ていた。