そう言った後、澪ちゃんから離れる


「次は…たしか修司と東條達が出る種目よね」



「うん!応援しなきゃね!」



「いとしの東條が出るものね?」



「い、いとし…⁉︎ちがうちがう!わたしとレン君はそういう関係じゃないんだってばー!」



「そう?私にはお似合いのカップルに見えるんだけど…」



「わ、私の事より…!結愛ちゃんも修司くんを応援しなきゃ!」



私が言い終えると同時に、周りの女子たちら割れんばかりの黄色い歓声が聞こえた



「何かしら…?」



「なんだろ?」



周りを見渡すとたくさんの女の子たちがいて、レン君と修司くんを取り囲んでいた


周りの女の子たちに笑顔で手を振っている修司くんとは対照的に、レン君は眉間にシワを寄せて周りを睨んでいた