「ほらっ、こっち。」
真っ暗で 見えずらい中
手を引っ張ってもらいながら
後をついていく。
運動場の横の校舎の
非常階段みたいな所に座り
ようやく落ち着いた。
小さな外灯のおかげで
顔も見えるし・・・
夜の学校は
昼間と全然違う雰囲気で
不思議な感じだ。
「ほら、食え」
チョコがかかったドーナツを
差し出されて
思わず受け取って
かぶりついてしまったけど
「何で ドーナツ?」
「ん?ドーナツ嫌いなのか?」
「いや、好きだけど・・・」
「じゃ、食え」
「あ、うん・・・」
「うまいだろ?
まだ いっぱいあるからな」
「美味しいけど・・・・
夜ごはん食べたし
そんな食べれないかも・・」
「あぁ、俺も2個が限界だな。
甘すぎる・・・・
つ~ことで、春菜にあげるから
持って帰って 全部食えよ?」
そのままドーナツの箱を渡され
中を覗いたら
・・・7個?
ということは 10個も買ってきたって事!?
何か 輝樹がドーナツ買ってる姿が想像できない・・・
そもそも ドーナツ屋さんにいる輝樹が想像できない。
真っ暗で 見えずらい中
手を引っ張ってもらいながら
後をついていく。
運動場の横の校舎の
非常階段みたいな所に座り
ようやく落ち着いた。
小さな外灯のおかげで
顔も見えるし・・・
夜の学校は
昼間と全然違う雰囲気で
不思議な感じだ。
「ほら、食え」
チョコがかかったドーナツを
差し出されて
思わず受け取って
かぶりついてしまったけど
「何で ドーナツ?」
「ん?ドーナツ嫌いなのか?」
「いや、好きだけど・・・」
「じゃ、食え」
「あ、うん・・・」
「うまいだろ?
まだ いっぱいあるからな」
「美味しいけど・・・・
夜ごはん食べたし
そんな食べれないかも・・」
「あぁ、俺も2個が限界だな。
甘すぎる・・・・
つ~ことで、春菜にあげるから
持って帰って 全部食えよ?」
そのままドーナツの箱を渡され
中を覗いたら
・・・7個?
ということは 10個も買ってきたって事!?
何か 輝樹がドーナツ買ってる姿が想像できない・・・
そもそも ドーナツ屋さんにいる輝樹が想像できない。



