スカートの裾から手が滑り込むように入り
思わず体が反応してしまう。
自分の体じゃないような感覚に陥ってしまいながらも
声を抑えることに必死だ・・・

でも、やっぱり どうしようもなく・・・
初めての感覚に気が遠くなりそうな程
おかしくなる。



「ちょ・・・ん・・
待って・・・」

これ以上されると
気を失う、そんな恐怖に
声が出た。

待ってほしくないけど
これ以上 恥を晒したくない・・

そう言ったと同時に

「あっぶねぇ・・・
止められないとこだった・・・」


そう言いながら
私の肌けた胸に
服を着させ
起こし上げた。

どういう顔をすればいいのかなんて
分からないけれど
急に 恥ずかしさが襲い掛かり
顔なんて見れない・・・


「春菜、大丈夫か?」

大丈夫かって・・・
何て答えれば・・・・

「・・・平気」

精一杯だ・・・

「わりぃ・・
セーブできなかった。
春菜が何も言わなければ
たぶん、止められなかった・・・
怖くなかったか?」

セーブなんてしてほしくなかった。

けど・・・・

初めてで あんな感覚に陥ると
自分が自分でないような
そんな戸惑いと、
恥ずかしさで・・・

「輝樹・・・・
慣れすぎだよ・・・」

そんな言葉が出ていた。