ナンパ男との恋〜総集編〜

すべての物を1つずつ揃えて
準備していた私達は

慌てて 
再び すべての物を
1つ買い足す事になった。

そんな日々を過ごす中、


「小さいうちは
同じ服とか 色違いとか
可愛いよね」


と言う私に


「あー、それ
俺 すんげぇ嫌だった記憶ある」


「どうして?」


「コピーみたいだし
見るやつが 全員口揃えて
どっちがどっちか分かんねぇって言ってたからな。
同じ服着てると 余計言われる」


そう淡々と言う輝樹を見ていたら
思わず
抱きしめたくなってしまい

そのまま抱きついた。



「どうした?」

突然の事に
驚いた様子の輝樹。


「ううん、何でもない。
じゃー 同じ服は買わずに
いろんな服 たっくさん
買おうね」



そう言いながら
輝樹の顔を見上げると

うれしそうに


「あぁ、そうだな」


と笑ってくれている。


私だけが知ってる輝樹。


他の誰にも、こういう輝樹を
見せたくない。
なんて思ってしまう私は

独占欲が強い証拠なのかもしれない。