重い頭をズルズルと引きずり、声のした方へ視線を送る。 「・・・・」 その先にはちょうど、部活終りの亮が立っていた。 あたしは亮と目を合わせずにまた顔を戻した。 「なんだよ、またケンカかよ?」 亮は冷蔵庫からペットボトルに入ったお茶を飲んだ。 「なんでもないよ、ケンカなんかじゃないし」 あたしは天気予報を報道していたテレビをバチッと切った。