―――――コテを髪の毛に宛がう。熱を増すコテは金髪をくるくると渦巻かせていく。 ストレートにするか巻くかで結局はコテで巻く事を決めた。黙々と巻いていく私に真麻が感嘆の吐息をついた。 「わぁ」 じいっと見つめ、巻かれていく髪の毛に瞳を輝かす。