腰に強く腕を巻き付ければ微かにビクついた肩。自転車のスピードは然して変わりはしない。しかし時折、茶髪少年から見え隠れする動揺の色合い。


理由は分かっている、私の豊満な胸が当たっているからだ。


知りながらも止めない私は笑みを深めると悪戯ッ子のような笑みを浮かべた。


そして更に胸を押し付ける。もちろん意図的に。むにゅっと厭らしく胸が背中に密接。