次は、その音に反応を示した生徒の視線を浴びる。 しれっと黒板を見つめる私の目に、八重と太陽の驚愕した顔が映り込む。 禿げ教師は煩い音を立てた私達を見ようとはせず、自分の世界に浸り、授業を進めている。 黒板から目を逸らし、机に肘をつくと、窓ガラス越しに空を眺めた。