無言で目を逸らした私は真面目に授業に取り組むために、教科書を取り出す。 “向こう”に居た頃には考えられない行動だ。サボりばかりで授業なんて真面に出た事がない。 きっとあのまま“向こう”に居ても高2にはなれず留年。もう1回3年を繰り返していたと思う。 だから此処に来て無事高2になれた事には感謝している。