『成る程ね』と私はジュースを飲みながら頷く。 コツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ――――ピタッ。 少し離れた場所の1組に向かって廊下を歩く私と菜穂。しかし有るものが目に留まり、脚を止める。必然的に菜穂も止まる羽目に。 菜穂は『なにぃ〜?』と甘い声で聞いてくるけど私の目は“彼”に釘付けだった。