「スカート丈は身嗜みみたいなもんじゃん?化粧は怠いけどお、スカートは別!あんなダサいの履けない!」 勢いよく首を振る菜穂の言い分には、少し納得できる部分がある。 化粧は自分の顔を作る飾りだから『たあ君』が居ない今は要らないと言った。 しかし、今まで短いスカートしか履かなかった菜穂にあのダサいものを履けと言っても辛いだろう。