「ああーっ!そうや!学校!忘れとった!遅刻してまう!」 「そうだった!」 あわあわと慌てふたく八重と太陽。そんな2人を尻目に、私は八重の手から鞄を奪う。そして太陽の自転車の籠に入れた。 それに不思議な顔をする太陽。 私を見て首を傾げている。