「やけどスカート短ない?パンツ見えそうやで?脚は細いし長くて綺麗やけど」 「そうかな?」 「…お、俺もそう思う」 八重の言葉に赤らめながら太陽が言う。なるべく私の生足を見ないようにして。相変わらず初な奴だと私は笑みを浮かべる。 そうしていたら。 「…行かねえの?」 湊がここに来てようやく言葉を発した。目を向けると学ランを姿の湊がそこにいた。 癪だけど格好いいと思った。少しはだけたワイシャツからは鎖骨が見え隠れしている。