「……っ、ほんとにあなたって人は、どうして……」 「……え?ごめんよく聞こえなかった、もう1回言ってもらってもいい?」 彼女は私の手からハンカチを奪い取る。 チーン! え、ちょ…… 思いっきり鼻をかんだハンカチをそのまま私に突き返す鈴音ちゃん。 「……なんですか。ハンカチの使い道くらい自由でしょ?」 さっきまでの涙声はどこへやら、私を残して立ち去る鈴音ちゃん。