「琴葉先輩!」 昼休憩に入り、片付けを手伝っている私の元へやって来たのは鈴音ちゃん。 「お疲れ様です!衣装すごく手凝ってましたねー。さすが私の先生です!」 「そ、そうかな?ありがとう」 「ところで……今ってお時間ありますか?少し話があるんですけど」 今って…… 片付け手伝った方がいいよね。 「琴葉、行っておいで。あたしがやっといてあげるわ、あんたの分も」 「麻桜、ありがとう!」