「4月に……君が図書室で、どうしてもS大に行きたいって言ってたのを聞いて決心がついた。 誰に何を言われても、自分のしたいことをしようって思えた」 私の、言葉で……? 私でも、彼の役に立ててるの…? 嬉しくて、涙が出そうになった。 ただ熱意や勢いだけで告げたあの言葉が、彼の役に立ったなんて。 彼が好きで、そばにいたいってのは叶わないけど 彼を支えたい、それについては意味を成したんじゃないかな。 とにかく、私の一言が彼にとってプラスになったのなら何よりだ。 これ以上、なにも望まないよ。