今の私に、それは確かに当てはまる。 ただ、少し辛いような苦しいような気持ちも同じくらいあるけど。 認めざるを得ない。 私は、種梨くんが好きなんだと。 彼の特別として、彼を支えたい。 ……やっぱり、追いかけなきゃ! ごめん、鈴音ちゃん。 私のこの想いはきっと叶うことはないから。 だから、文化祭が終わるまでの間だけでいい。 彼と関わることを許して。 2人が付き合うことになったとしても、笑顔で祝福するから。