「………そんなことないっ!」 いきなら叫んだ私を、家庭科室にいるみんなが見る。 種梨くんも不思議そうに私を見てる。 ……やらかした。 「いや、あの……そそそその、ほ、褒めてくれて、嬉しかった、から……!」 あぁもう、どもりすぎて何言ってるのか自分でもわかんないし。 それでも、ひとつだけわかることがある。 嬉しかったということ。 褒められたのもだけど、何より彼が来てくれたのが。