『どこにいるの!?』と麻桜からラインが入っていた。 あはは。 私最近麻桜に心配されてばかりだなぁ。 でも、もう15分以上も前のもの。 さすがにもう帰ってるだろう。 だったら、もう……いいよね。 私はその場に座り込む。 暑いけど、校舎裏はほぼ日陰だから別に騒ぐほどの暑さじゃない。 応援して、あげないと。 私の想いより、彼女の方がずっとずっと強いんだから。 頭では分かってる。 なのに、どうして……