表面上からはきっと『すごい』『羨ましい』くらいにしか見られないんだろう。 でも実際の彼は、困ってる。 期待されるのは、確かにすごいことだ。 でもその重みは、彼にしかわからない。 「いやいや、別に大したことないんだって!それよりレン……」 誰にも、相談とかしないのかな。 いや、誰が気付くんだろう。 ほら、もういつもの笑顔に戻ってる。 笑って話す3人の中に入れない。 話して欲しい。