ひだまりの君。


・可愛いマキちゃん




「じゃあ…もう、かえるね!!またねーバイバイっっ」


「うん!!またねー!!っあ!!りりかちゃん、あしたは学校いっしょに行けるー?」

「うわぁ…ごめん。無理…
遅刻しそうになったりしたらマキちゃんを巻き込んじゃうし…」

「ぇえー?!そんなの気にしないでよ、慣れてるから!!!!!」


「ぬぉぉ!!」

慣れてる?!そんなに…慣れるまで遅刻しそうになってマキちゃんを振り回した覚えがないぞー??

わたしはわざとらしく
ハムスターをイメージしながら
ほっぺたを膨らませた。


「かっ、かわいぃ~!!!」

え?!ま、マキちゃんが抱きついてきた。


「へ?!な、なにがっ…」



マキちゃんの可愛いの基準がわからないや…
長い付き合いなのにね。



いつまでも抱きつくマキちゃんこそ、可愛かったんだけど。

「マキちゃんのほうが…かわいすぎるから。」



そう言ったらマキちゃんは
ぼんって音がしそうなくらい真っ赤になって……
すっごくかわいかった。

マキちゃんって、反応も女の子っぽくて
羨ましいんだよね…。

わたしなんかとは大違いでね。


マキちゃんとは、
近くのコーヒー屋さんで少しお話してから別れた。

「またね!」

「またあっした〜!」