大嫌いから大好きに

ハアハア…。学校遠いよー。門開いてるかな!?
学校、夕日に照らされてて余計に怖いんだけど…。

ん??クラスの明かりがついてる・・・。
さ、さ、西條くん?!

「おっす!どうした一ノ瀬!」
「西條君こそなにやってるの?」
「俺はちょっと忘れ物!」
「私も忘れ物取りに来たの」
「おー!なんだなんだお前は忘れ物を取りにきたバカかー!」
自分だって忘れてる癖に…。
「なあ、一ノ瀬。」「なに?」「瞬なんかやめてさ、俺と付き合わない?」
「え?」なに言ってるのこの人…。「なんで瞬じゃなきゃだめなの?振り向いてくれないし、一ノ瀬に暴言しか吐かないじゃん。俺だったら、もっと優しくできるよ?」「ごめんなさい。西條君には申し訳ないんだけど、私は、嫌われても暴言吐かれても、どうしても、どうしても、斎藤くんがいいんだよね…。」
「ハハハハハハハー、ハハハハハハハハーマジでおもしれ-!超はらいてええ!!こりゃ傑作だ!」
なに、なに、なに、なにこの人自分がフラれてるくせに笑ってるの!?
「・・・・。」「ごめんごめん、今のはちょっとからかっただけ!俺、一ノ瀬になんか興味ないからっ!俺は、七瀬が好きだから!」
「え?瑠美のこと好きなの??」「そうそう。好きだよ。七瀬。」
「んまあ!お互いがんばろーな!じゃ、俺はもう帰るから気をつけて帰れよ!」「あ、うんばいばい!」