しかしいつも通り飛びついてみたものの、今日は何故か背筋がゾッと凍るような感覚に襲われた。
まさかと思い彼の首に視線を向けると、十字架のネックレスが視界に飛び込む。
「……っ…‼︎」
あたしは思わずはじけるように彼から離れた。
「ミリア…?」
そんなあたしを見た彼は、不思議そうにあたしの顔を覗き込む。
でもその前屈みになった姿勢に、首のネックレスはあたしの顔の下でキラリと光りながら揺れている。
何で……?
朝は気がつかなかった。彼がこんなネックレスをしていたなんて……。
彼に心配かけまいと、必死に落ち着こうとしても、異常なほど不快に脈打つ心臓。
ダメだ…このままでは彼にバレてしまう……。
まさかと思い彼の首に視線を向けると、十字架のネックレスが視界に飛び込む。
「……っ…‼︎」
あたしは思わずはじけるように彼から離れた。
「ミリア…?」
そんなあたしを見た彼は、不思議そうにあたしの顔を覗き込む。
でもその前屈みになった姿勢に、首のネックレスはあたしの顔の下でキラリと光りながら揺れている。
何で……?
朝は気がつかなかった。彼がこんなネックレスをしていたなんて……。
彼に心配かけまいと、必死に落ち着こうとしても、異常なほど不快に脈打つ心臓。
ダメだ…このままでは彼にバレてしまう……。